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表現と体現

美術館を訪れた時の事である。

入り口でとあるガラス作家の作品が展示されていた。

地球のエネルギーと生きている事の喜び。

美しい作品の数々に足が止まり愛に包まれ

ただただ涙がとまらなくなった。

時が止まりキラキラと輝く作品を眺め幸せな気持ちになった。

愛に包まれた後、次の作品に足を走らせる。

空気が変わる。

錆びついた冷たい金属音と軋む景色。

墨絵で描かれた芸術家の孤独葛藤。

冷たい霧の中息が詰まり身動き出来なくなった。

何が良い良く無いという事ではない。

四季があるように皆どれも美しいから。

ただ、

こんなにも伝わるのかと思ったのと同時に

人前で何かをするならば

自分自身満たさなければと考えさせられた。

ここの所出てきたいくつかの課題が

まるで風となり私の中の濃霧を

吹き飛ばしてくれた気がする。

私の魂が目指す路

もっと、力を注げるようにと。

苦は楽の種

楽は苦の種

どれも必要で感謝しかない。

だから私は、種を大切にしたい。

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