1人になりたい時に
私は、人知れず海を眺めにいく。
何故ならばそこから生まれ
全てが行きつく先であり
全てを受け止めてくれるから。
海に一文字言葉をつけるならば
【母】ある。
そして、終わりという言葉が
ぴったりだ。
どうしてか、
私の中では
【父】ではない。
うみ
そだて
うけとめ
あなた様の海は
どんなものだろうか。
朝陽と夕日に包まれながら
君が冷えれば心に寄り添い
私が衣となりましょう。
君が海を恐れるならば
手を取りて
私が筏となり先導しよう。
並ぶ2人と
波の花。
眠れなくなった。
きっと、月と思い出が
美しすぎたから。
気がつくと車に飛び乗り
海の見えない信濃から越後へと移動し
時を忘れただただ海を眺めていた。
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